人間は考える葦である。
- ピーカン

- 1月28日
- 読了時間: 2分
私は高校時代、音大に進学することを考えていた時期があります。
クラリネットという黒い筒のような楽器に中学時代出会い、将来はクラリネット奏者として生きていきたいと思っていました。
しかし、本当にこの道で良いのか常に迷っており、練習にも身が入らない日々が続いていました。
そんなとき、クラリネットを習っていた先生から、「人間は考える何だと思う?」と質問されたことがありました。私は「葦(あし)ですかね、、」と答えると、先生は無言でした。
「人間は考える葦である。」という言葉はフランスの哲学者パスカルの言葉です。葦というのは水辺に生えるイネ科の植物で、「人間は自然の中では葦のように弱い存在である一方、頭を使って考えることもできる。考えることこそ人間に与えられた偉大な力である。」という解釈が一般的かと思われます。
質問された当時は「人間は考える葦である。」という言葉を聞いたことはあるものの、意味までは知りませんでした。
どうしてそんな質問を先生はされたのか時折考えることがあり、「ただ楽譜に書かれた音符を演奏するのではなく、音程や強弱、表現など様々なことを考えながら演奏しなさい。音楽的には未熟かもしれないけど、あなたには考える力があるはずです。」というメッセージだったのかなと思っています。

音大進学を諦め一般大学に進学し、紆余曲折して今に至りますが、辛いこと、悲しいこと、苦しいことに直面したときに、冷静になって考えるということは今の自分を構成している重要な要素だなと思っています😊
執筆:宮崎



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